前回の記事では、「SEの役割」「SEに大切な能力」について書かせていただきました。
今回の記事では、【SEのやりがい】について、いい点と悪い点だと感じることを記載していきたいと思います。
この記事をよむことによって、さらにSEという仕事に対してのイメージを付けることができると思います。ぜひ一読して下さい。
いい点①:話を「聞く力」が向上
話を「聞く力」が向上します。
SEをやっていると特にお客様の話を聞きだす力が必要になります。
相手が何を言っているのか。話している内容は何を意味しているのか。
一つ一つの単語に関しても、わからないままにしておくとお客様との認識齟齬にもつながります。
※認識齟齬(認識齟齬):意見の食い違い
上記に記載した内容を事前に防ぐためにも会話する際の聞く力を意識することによって、「聞く力」を向上し、多くの場所で役立てることができます。
いい点②:自分の考えをまとめる力が向上
いい点①で記載しましたが、相手の会話を聞いているだけではSEとして活躍することができません。
相手の話を「聞く」ことを念頭に置き、自分の頭に内容を落とし込むことができるか。
落とし込んだ内容をもとに自分の考えを発信することができるかが重要になります。
初めのうちはお客様の仕事内容がわからずに苦戦することばかりですが、コミュニケーションの回数を増やすことによって、自分の考えもまとめられ発信することができるようになります。
初めからできる人材は少ないと思いますが、この能力が高い人はお客様からの信頼にもつながります!
いい点③:最新の技術にかかわることができる
SEになることによって、技術力ももちろん向上します。
プログラミング言語は多様に存在します。
そして新しい技術もどんどん出てきます。
(最近ではAI、VRという単語をよく聞きますよね)
企業によってはかかわることができない可能性がありますが、最先端の技術を体験できる仕事であることは間違いありません。
いい点④:いい仲間に巡り合える
仲間。
生きている中で重要な存在ですよね。
SEは仕事ができる人でない限り、仲間がいないと成長できないと断言できます。
ITの知識・仕事の進め方・お客様とのコミュニケーション・・・
SEに求められる力が多い中で手本となるのが仲間です。
人間関係という言葉に置き換えてもいいかもしれません。
自分が担当する仕事の仲間がどんな人か。そこはかなり重要になります。
(弊社でも部署によって人間関係の差は激しいです。)
一人でも多くの仲間を身に着けることによって、自分の成長速度をどんどん早めることが可能になるので、人間関係は他の仕事に比べて重要になると思います。
悪い点①:仕事がいそがしい
もうこれは宿命ですよね。笑
若手は覚えることがたくさんあることからどうしても仕事が遅くなりがちです。
(私だけかもしれませんが・・・・・笑)
仕事が立て込んだ時、どう周りの仲間を巻き込むか。そこをうまいこと切り抜けることができば状況を打開することができます。
仕事になれば忙しいという理由で、スケジュールを遅らせることはできません。
自分がわからないことをわからないといえる。
恥ずかしがらずに発信してしまえばいいのです!
悪い点②:仕事に慣れるまでに時間がかかる
部署ごとに仕事の仕方が違う。
お客様の業務内容がわかる。
いろんな要素はありますが、どんな仕事も慣れるまでには時間がかかります。
でもこの時間がかかることは悪いことではないと思います。
どちらかというと慣れてしまうほうが悪いことではないでしょうか。
慣れによる作業の「ぬけ・もれ」が発生するくらいなら、ある程度時間がかかってでも仕事に慣れていくことが重要になります。
まとめ
上記ではSEのいい点・悪い点を記載しました。
SEは技術者といわれるように「やりがいのある仕事」であることは間違いありません。またこれから先の時代、必須の能力であることも間違いありません。
初めは難しいと感じることが多いですが、文系・理系問わず仕事を進めることが可能です。
【忙しいけど楽しい仕事】
そんな認識を持ってくれたらいいかなと思います(^^)
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