Outsystemsを使ってみた!①

Outsystemsはかなり広まってきましたね。
筆者は簡単なシステム程度しか作ったことがありませんが、

「画面がめっちゃ早く作れる!」
「いちいち設計書を作成しなくてよい!」

などかなりプラス観点が多いなと思います。


ただまだ使いこなせていない部分も多いので、
わかりづらいと思うことも多いです。


しかし、
システムを早く構築してほしいとお客様から言われた際は導入してみるのもいいかなと思います。


今回はOutsystemsを使ってみた感想を記載していきたいと思います。
ぜひ読んでみてください(^^)

本番環境への反映が楽

製作したシステムを本番環境へリリースする作業があっという間に終わります


今まで(例えばJavaなど)構築したシステムを本番環境へ反映する際は、
移行手順の確認~移行作業~稼働確認のような流れで30分以上かかっていたものが、
1/3程度に抑えることができます。


Outsystemsの本番移行手順を一言で表すと、
ボタンを押下するだけ
です。笑

しかもかなり早く切り替わってくれます。

本番移行の作業が短くなると費用も抑えられうれしいですよね。
お客様としても開発側としては両方にメリットがあることだと感じます。

設計書を作らなくていい

ほとんどの会社がウォータフォール型で仕事をする機会が多いのではないでしょうか。

※ウォータフォール型は以下のような流れで構築

  1. 要件定義
  2. 基本設計
  3. 詳細設計
  4. 開発・単体テスト
  5. 結合テスト
  6. システムテスト
  7. ユーザテスト
  8. 本番移行
  9. 稼働確認

上記の「1~3」はシステムを作るうえで一番肝になる部分です。
ここでミスが発生すると莫大な影響が発生します。


ですがOutsystemsを使用すると、いきなり開発から始められるので、
後戻りが発生する可能性がありません。


なぜ開発から始められるのか・・・?
Outsytemsは実際にお客様と画面を見ながらシステムを高速に作れるからです。

下図が実際のOutsystemsの画面になるのですが、
この画面を共有しながらお客様と会話をして処理を構築していきます。


設計がないと書きましたが、「製作と設計が一つになっている」
とイメージ持つといいかもしれませんね。

データ出力が簡単

システムを構築してデータをため込むだけだと意味がありません。
登録されたデータが利用し、お客様の仕事を支援するところまでがシステム開発の基本です。



一番多い例を挙げると、
登録されたデータを出力しグラフ化してほしいと要件があったとします。


筆者のやり方が正しいかはわかりませんが、
Excelテンプレートを事前に作成しておき、画面上にデータを出力するボタンを付けます。


データ出力の際にテンプレートファイルの指定箇所にデータを張り付ければ、
グラフ化までボタン一つで実装することができます。


Javaで実装しようとしたらなかなか時間がかかる部分が、
Outsystemsだと比較的早く構築することができます。

DB設計は必要

OutsystemsはOracleやSQLServerとは違い、
データの格納方法が特別です。

ここら辺については省略しますが、
格納方法が違えど、DBの設計する力は必須です。


どのようにデータを持たせるかでシステムのレスポンスの早さに直結する部分は、
今までと変わりがないなと思いました。


DBの知識・SQLの知識はもちろん必要になるので、
勉強しておいて損はないかなと思いました(^^)

参考文献が少ない!

皆さん調べ物をするときってググれと言いますよね?


Outsystemsでシステムの構築手順をググったとしてもほとんど出てきません泣


なので自分自身で有識者を探すか、
体験会・研修に参加することがおすすめだと思います。

全くないことはないのですが、「ほぼ英語」です。
筆者は恥ずかしながら英語が得意とは言えないのでかなり悪戦苦闘してます・・・。


一応、「コミュニティフォーラム」というものがあり、
初心者から熟年者まで意見を交わす場はあるので有効活用はできるかなと思います。

まとめ

今回はOutsystemsを使ってみた感想を書かせていただきました。


触ったことがある方なら、同じような感想を持ったことがあるのではないでしょうか。
まだ触ったことがない方はどんなものか少しでもイメージがつくといいかなと思います。


IT・DX化が進む世の中であるので、
高速開発できる人材は常に求められると思います。

ぜひ実際に調べて触ってみてください(^^)

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