今回の記事では、前回の記事と同様にSEの仕事内容について記述していきたいと思います。
・SEはどんなことをしているだろう?
・SEってプログラムだけ作ってるのかな?
というざっくりしたイメージをお持ちの方が読んでいただければ、SEの役割について知ることができます。
また実際に業務に携わっている人は仕事内容の比較にも使えるのではないでしょうか(^^)
※前回の記事はこちらになります。
大規模案件への参入!!①
この記事を見ている方に質問です!
規模が大きい業務になるとどのくらいの費用が発生すると思いますか?
A. 1000万?
B. 1億?
C. それ以上!
・・・
そうです。答えは「C」になります。笑
私もSEとして仕事をする前はシステム開発にここまで費用が発生するとは思ってもいませんでした。
費用が高くなる分、システム開発の期間も長くなります。
システムの構成が複雑になったり、別の会社や他部署で構築されたシステムとデータの連携も発生することが多々あります。
構築するシステム尾の開発だけではなく、
テスト工程でどのようなテストを実施したら問題なくシステムをお渡しすることができるかなど考えることが多くなります。
※仕様とは、「こうゆうものを作りたい!」という完成図みたいなもの
現在はDX推進という言葉をよく聞きますが、IT化が進んでいない業界に関してはこのような問題にぶつかるのではないでしょうか。(汗)
大規模案件への参入!!②
さて、私も大規模案件に加入したのですがやっていることとしては小さな案件と変わらないなと感じました。
開発⇒単体テスト⇒結合テスト・・・⇒本番移行⇒初稼働確認
開発・単体テストまではそこまで苦労することがなく終わったのですが、
結合テスト工程に入ると大問題が発生。
協力会社から送られてきたプログラムが単体テスト工程レベルで発見されていないといけないはずのエラーがバンバン出る(笑)
ITに携わっている方だともうどうなるかお気づきかと思いますが、
結合テストに入ることができず、開発工程に後戻りが発生します。。。
つまり、
開発⇒単体テスト⇒結合テスト
という流れが
開発⇒単体テスト⇒結合テスト⇒開発⇒単体テスト⇒結合テスト
となるわけです。
①の内容を記載した中にシステムの納期についても書かせていただきましたが、スケジュールから見直しが発生します。
そうです。案件「大炎上」です。笑
ブログを書いている今では笑っていられますが、当時は冷や汗ものでした。笑
※ある程度はカバーできるようにバッファを入れてあるのですが、協力会社のプログラムを差し戻すことが多く・・・。
※バッファとは・・・スケジュールにゆとりを入れておくこと。
大規模案件への参入!!③
上記に協力会社からいただいたプログラムが要件を満たしていないと記載しましたが、
その時に責任を負わないといけないのは、委託した側ですよね。
①仕様をわかるように説明できていたのか。
②開発工程に入る前の設計工程のレビューは妥当だったのか。
③単体テストの結果をちゃんと確認していたのか。
結合テスト工程に入る前に何かしら対応取れたことが間違いありません。
当時私はプロジェクトリーダーのような仕事をできるような経験もありませんでしたので、
運用方法は全く分かっておりませんでした。
しかし、
責任としては依頼した側が受け取った内容を確認し担保する必要があると感じました。
上長の方からは、
「一年目から大規模案件に入れることは、大きな勉強になる」と言われていたのですが、
その言葉の意味が今でも分かります。
小さな案件ではすぐに対応することで何とかなることもありますが、
大きな案件になればなるほど一つのミスが大きな後戻りになる原因になります。
本内容をSEになる方は知っておくと便利になるかもしれませんね(^^)
まとめ
本記事では案件がおおきくなるにつれての難しさを記載しました。
こんな記事を読み「誰が進んでSEになるか!!(怒)」と思う方もいるかもしれませんが、
こんなに責任感が強くやりがいのある仕事は少ないと思います。
一年目から大きな案件に入ったことはとても苦労することでしたが、今では大きな財産になってます。
小さなことの積み重ねとありますが、その小さな積み重ねが人からの信頼になります。
人は自分を否定されることが嫌いです。
人に認めてもらうためにも多くの経験を積み、活躍できるようになる必要があると感じました。
今回は苦労・苦労and苦労の内容を記載しましたが、次回も苦労の話を書いていきたいと思います!
※筆者は現在「基本情報」を取ろうと勉強中です笑
コメント